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住友生命、アフリカ開発銀行が発行するフィード・アフリカ・ボンドへ投資

住友生命は、アフリカ開発銀行(African Development Bank)が発行するアフリカにおける食料増産を支援する、フィード・アフリカ・ボンドへの投資(約34億円)を決定した。
アフリカ開発銀行グループは、域内加盟国の持続可能な経済成長と社会的発展に貢献するために設立された多国間開発金融機関である。その中核であるアフリカ開発銀行はアフリカ随一の開発金融機関としてアフリカ域内外合わせて81の加盟国から約2,610億ドルの出資を受け入れ、貧困の削減、生活水準の向上、アフリカの経済・社会開発のための資金調達の役割を担っている。
本債券の発行により調達された資金はアフリカ開発銀行の融資基準に基づき、「食料増産」(フィード・アフリカ)に関連するプロジェクトへの融資案件に活用されるよう最大限の努力が払われる。アフリカ開発銀行の「食料増産」戦略では、極度の貧困や飢餓をなくすこと、アフリカを食料の純輸出国にすること等の目標が掲げられている。具体的なプロジェクトの事例として、ケニアにおける小規模灌漑施設の構築を支援している。生産性と収入を高めることで貧困が削減されるほか、灌漑インフラと水資源の確保により食の安全性の強化等が期待される。本プロジェクトの効果として、1,490ヘクタールの牧草地や放牧地が確保され、受益者は98,000人(うち女性が 58%)に上ると見込まれる。

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