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太陽生命、太陽生命少子高齢社会研究所、「コロナ禍での行動変化がMCIのリスクに与える影響に関する調査」を実施

太陽生命と同社子会社である太陽生命少子高齢社会研究所(以下「研究所」)は、「認知症予防」に関する継続的な調査を実施しており、今回、コロナ禍での行動変化によるMCI(軽度認知障害)のリスクへの影響等について調査を行った。
【調査結果のポイント】
①コロナ禍により80代は運動習慣が減少し、MCIのリスクが前回調査(2019.10~2020.5)より増加した。一方、50代~70代は、運動習慣を持つ人が増え、MCIのリスクは減少した。
②外出機会が減少するなか、日常の生活行動において、男性は「人との会話」が減少する一方、女性は「読み書き計算・頭を使う活動」の割合が増加し、「巣ごもり」の過ごし方に男女の差がみられた。
③その他食習慣、睡眠および体重増減については、各年代とも前回調査から特段の変化はみられなかった。
同社では2018年10月より「ひまわり認知症予防保険」を販売し、同社より案内している予防給付金を活用した予防サービス、「MCIスクリーニング検査」(*)を受診したお客様に対し、認知症予防に関するアンケート調査協力をお願しており、既に1,500件以上の回答があった。
それらの回答を、新型コロナウイルス感染症の流行の開始前後に分けて比較し、在宅勤務や外出自粛等が余儀なくされる中で、生活習慣及び意識・行動の変化により、MCIのリスクが高まっていないか、また特徴的な変化がみられないか、調査を実施した。
今後、データ収集をさらに進め、同社の保有する契約関連のビッグデータ等を組み合わせた分析も行っていく。引き続き、同社は認知症を含めた社会的課題の解決への取り組みに貢献することで、人生100年時代を誰もが安心して、元気に長生きできる社会の実現を目指していく。
(*)株式会社MCBIが提供する軽度認知障害(MCI)のリスクを早期発見する血液検査サービスである。
<調査概要>
■アンケート名:MCI検査受診者アンケート
■実施期間:①(前回)2019年10月~2020年5月②(今回)2020年6月~2021年6月
■実施方法:郵送・オンラインによるアンケート調査
■回答者数:1,529件(①870件②659件)

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