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プルデンシャル生命、東急不動産ホールディングス株式会社が発行するサステナビリティ・リンク・ボンド「東急不動産ホールディングス株式会社第26回無担保社債」に投資

プルデンシャル生命は東急不動産ホールディングス株式会社が発行するサステナビリティ・リンク・ボンド(東急不動産ホールディングス株式会社第26回無担保社債、以下「本債券」という)に投資した。
「サステナビリティ・リンク・ボンド」とは、あらかじめ定められたサステナビリティ/ESGの目標であるSPTs※を達成するか否かによって条件が変化する債券である。調達資金が必ずしも特定の資金使途に限定されない。
(※)サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPTs)とは重要な評価指標(KPI)に関して達成すべき目標として設定されるもの。
本債券では、SPTsとして2030年度に温室効果ガスの排出量の46.2%削減と、2025年度にカーボンマイナスを達成することを設定している。
本債券は、環境省とその請負事業者(株式会社格付投資情報センター及び株式会社グリーン・パシフィック)により、「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン2020年版」及び「サステナビリティ・リンク・ボンド原則2020(ICMA策定)」に適合すると確認された。加えて、環境省の「令和3年度グリーンファイナンスモデル事例創出事業に係るモデル発行事例」に応募し、モデル性を有する事例と評価を受け、モデル事例として選定されている。
また、株式会社日本格付研究所より、「グリーンローン及びサステナビリティ・リンク・ローンガイドライン2020年版」及び「サステナビリティ・リンク・ボンド原則2020(ICMA策定)」に適合している旨の第三者意見書を取得している。
同社では、持続可能な社会の実現に資することが生命保険会社の社会的責任を果たすものと認識し、「ESG投資に関する取組方針」を定め、お客さまから預かっている保険料の運用について、資産特性に応じて、E(環境)、S(社会)、G(ガバナンス)の要素を考慮した運用(「ESG投資」といいう)を行っている。
同社は、引き続き、持続可能な社会の実現に貢献できるよう取組みを推進していく。
<本債券の概要>
銘柄: 東急不動産ホールディングス株式会社第26回無担保社債(サステナビリティ・リンク・ボンド)
格付: A(株式会社日本格付研究所)
発行総額 100億円
利率: 0.30%
年限: 10年
発行日: 2021年10月11日
SPTs:
SPT1:2030年度に温室効果ガス46.2%削減
SPT2:2025年度にカーボンマイナスを達成
(自社のCO2排出量を再生可能エネルギー創出などによる削減貢献量が上回る状態)
判定後の債券特性:
判定時にSPTsの未達が確認された場合、償還日に以下の金額を東急不動産ホールディングスグループによる「緑をつなぐプロジェクト」に関連した寄付先、その他類似の環境貢献団体等に支払う
SPT1:社債発行額の0.25%
SPT2:社債発行額の0.25%

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