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第一生命、アジア開発銀行が発行するブルーボンドへ投資

第一生命は、アジア開発銀行(以下「ADB」)が発行するブルーボンドに約165億円投資した。ブルーボンドは資金使途を海洋環境の改善に関連するプロジェクトに限定して発行される債券であり、本件はADBにとって初めてのブルーボンド発行となる。 ADBは2019年5月に「海洋保全と持続可能なブルーエコノミーのための行動計画」を公表した。本計画はSDGs14「海の豊かさを守ろう」の達成に向けて、沿岸と海洋の生態系や主要な河川の保護・浄化、プラスチック、廃水など海洋に流れ込む汚染物質の削減、持続可能な漁業、養殖業、観光、海洋再生可能エネルギー、港湾、海運などのブルー経済の成長の3つのプログラムに焦点を当てている。ADBは、協調融資も含め、2019年から2024年の間に海洋環境への投融資・技術支援を50億ドル規模まで拡大することを約束している。
本債券によって調達された資金は、上記計画に即した海洋生態系の保全・回復やブルー経済の持続可能な発展を支援する ADBの取組みに供給される。同社は本債券への投資を通じ、アジア・太平洋地域における海洋環境の改善に向けたADBの取組みを資金面からサポートする。

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