かんぽ生命、日本郵船が発行する本邦初のトランジションボンドへの投資
かんぽ生命は、日本郵船が発行するトランジションボンド※への投資を実施した。
本トランジションボンドは、経済産業省の「令和3年度クライメート・トランジション・ファイナンスモデル事業に係るモデル事例」に国内で初めて選定されたものである。
なお、本債券発行による調達資金は、温室効果ガス排出削減に向けた長期的な移行戦略に則ったプロジェクトへ充当される。
※ 企業の温室効果ガス排出削減に向けた長期的な移行(トランジション)戦略に則ったプロジェクトへの投資を使途とする債券
◆本債券の概要
・発行体
日本郵船
・発行体格付
BBB+/A-/Ba2(R&I/JCR/Moody’s)
・発行体概要
日本郵船(NYK)は、1885年に創業した世界でも有数の海運会社の一つである。2018年5月には世界で初めてグリーンボンドを発行した。NYKグループは2021年2月に「NYKグループESGストーリー」を策定し、収益最大化と社会・環境のサステナビリティの両立を可能とするESG経営を推進している。
・年限
5年/7年(2026年7月29日/2028年7月28日)
・発行総額
200億円
・利率
0.26%/0.38%(5年/7年)