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三井住友海上プライマリー生命、2020年度決算を発表

三井住友海上プライマリー生命は、2020年度(2020年4月1日~2021年3月31日)決算を発表した。
◆2020年度決算の概況
1.収入保険料
収入保険料は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響等を主因に、前年度比9.9%減の7,854億円となった。
2.契約および総資産の状況
特に第4四半期における急速な円安豪ドル高により、契約時にお客さまが設定した円貨ベースの目標金額に到達した契約が大幅に増加したことに伴う解約増を主因に、保有契約件数は前年度末比14.1%減の104万件となった。一方、保有契約高は、新契約獲得のほか、外貨建契約の円換算残高が、円安の影響で増加したことにより、同1.3%増の6兆5,958億円となった。
総資産は前年度末比3.1%増の7兆247億円となった。
3.損益の状況
当期純利益(税引後)は、目標金額に到達した契約の解約に伴い、返戻金の支払いに備えて保有していた外貨建債券の売却による有価証券売却益を計上したこと、および財務の健全性確保に向けて価格変動準備金の積立を実施したこと等から、前年度比228億円増益の431億円となった。
4.健全性の状況
ソルベンシー・マージン比率は1,054.8%となり、十分な支払い余力を維持している。また、実質純資産額は前年度末比15.0%増の7,727億円となった。
http://www.ms-primary.com/news/pdf/2021/20_2021_0004.pdf

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