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アクサ生命、東日本大震災復興支援を継続

アクサ生命は、東日本大震災による被災地の各種支援活動とともに、震災の経験や教訓を全国の学校現場における減災教育に活かすことを目的とした「アクサユネスコ協会減災教育プログラム」の継続を決定した。
また、これまでの復興支援に加え、震災から10年を迎えた本年は、日本で初めて訪問滞在型の研究センターとして世界トップクラスの研究者を招聘し、未来社会への課題解決のための場を提供している、東北大学知の創出センターと共同で「東北大学知の創出センター×アクサ協働プログラム『デジタル社会における保険イノベーション』」を開設することになった。
アクサ生命は、2011年より「みらいをつくろう」をテーマに東日本大震災の復興支援に取り組んでいる。「アクサユネスコ協会減災教育プログラム」は、同年4月に「復興支援1件1ユーロ寄付キャンペーン」としてスタートし、現在も「復興支援寄付キャンペーン『みらいをつくろう』」として継続している被災地支援キャンペーンによる寄付金を原資として、2014年から実施している。本プログラムは、公益社団法人日本ユネスコ協会連盟が、自然災害に備えるための教育に取り組む小・中・高等学校を全国から公募し、活動資金の助成と被災地での現場研修、東京での活動報告会を通じて減災教育のノウハウを共有するもので、これまでに全国41都道府県、のべ163校より235名の教職員が参加している。各校が実施した活動に参画した児童・教職員、保護者、教員、地域住民は約6万人にのぼる。
また、同キャンペーンを原資としたもう一つの取り組みとして、保護者の被災により経済的に就学支援が必要となった中学3年生の進学をサポートする「ユネスコ協会就学支援奨学金」への支援の継続も決定した。みらいを担う子どもたちに教育の機会を提供し、安心して学び、夢を育むことのできる環境づくりを、同社は引き続き応援する。
東北大学知の創出センターとの協働プログラムは、2021年度後期より始動し、東北大学が震災後からコホート調査により継続してきた「震災と健康」に関するビッグデータ解析の知見などを活かして、震災の経験を風化させることなく未来につながる保険ビジネスの変革や「誰一人取り残さない」世界の実現のための新しい価値創出などについて、研究者、学生、企業人といった多様な人材が集い、社会的課題に向き合いる。同プログラムは、東北大学の理学研究科数学専攻、情報科学研究科、東北メディカル・メガバンク機構などとも協力して、保険のデジタル化、技術革新による「保険の未来」について3年間にわたり、参加者が共に議論を深め、社会に提言を行なうことを目標とする。
東日本大震災から10年が経過した今もなお被災地域には様々な社会的課題が存在する。同社は、地域社会のパートナーとして、今後も、震災の記憶を風化させることなく被災地支援を継続し、子どもたちのより良いみらいづくりと、地域社会の持続的な発展に資する取り組みを継続していく。
【アクサ生命の2021年度復興支援】
■「復興支援寄付キャンペーン『みらいをつくろう』」の継続
「アクサユネスコ協会減災教育プログラム」の実施を継続
「ユネスコ協会就学支援奨学金」への支援を継続
■「東北絆まつり」(旧「東北六魂祭」)への支援を継続
■「東北大学知の創出センター×アクサ協働プログラム『デジタル社会における保険イノベーション』」の開設

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