明治安田生命、世界銀行が発行する「サステナブル・ディペロップメント・ボンド」へ投資
明治安田生命は、世界銀行が発行する「サステナブル・ディペロップメント・ボンド」に投資した。
同社は、「確かな安心を、いつまでも」の企業理念のもと、次世代を担う子どもたちの健やかな成長とその環境づくりに貢献することを重視しており、子どもたちの教育機会が確保されることや開発途上国における児童労働の問題が解決されることが必要と認識している。今回、世界銀行が開発途上国で展開する子どもたちへの支援に賛同し、本債券総額1.3億豪ドル全額を購入した。本債券の受け渡しと資金決済が2月5日に完了した。
本債券は、世界銀行が展開する子どもたちへの教育支援を支持すると同時に、国際連合が掲げる
「児童労働撤廃」の取組みに賛同し、同社が投資を決定したものである。新型コロナウイルス感染症の世界的流行下、開発途上国における子どもへの教育支援を重要なテーマとした世界銀行のサステナブル・ディペロップメント・ボンドに投資を行なうことを通じて、国際連合が掲げる「児童労働撤廃」の重要性を本邦機関投資家が提起するのは初の事例となる。
◆発行概要
発行体 世界銀行(国際復興開発銀行:IBRD)
投資家 明治安田生命保険相互会社
起債通貨 豪ドル
発行総額 130百万豪ドル(約104億円)
受渡日 2021年2月5日
償還日 2036年2月5日
発行利率<年率> 1.58%