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住友生命、世界銀行(国際復興開発銀行)が発行するボンドへ69億円投資

住友生命は、世界銀行傘下の国際復興開発銀行が発行する「サステナブル・ディベロップメント・ボンド」への投資(総額約69億円)を決定した。
世界銀行が発行するサステナブル・ディベロップメント・ボンドとは、世界銀行が取り組む様々なプロジェクトを支援するために発行する債券である。特定のプロジェクトを資金使途とせず、均等に全ての世界銀行の融資プロジェクトを支える仕組みとなっているが、2020年3月、世界銀行グループは、新型コロナウィルス拡大に対処するため、今後15か月間に開発途上国に対して最大1,600億ドルの支援を行う用意があることを表明した。同年4月には保健医療分野での融資活動を取組みの一例として紹介した4つの大型公募債を国際資本市場で発行している。
本債券についても、世界銀行が発行する債券の特性上、資金使途が新型コロナウィルス対策に限定されるものではないが、新型コロナウィルス対策の資金需要への対応も重要な目的となっている。また、今回の投資は、世界銀行が展開する医療保健への融資プロジェクト、特に新型コロナウィルス対策への支援に期待し、住友生命が賛同および支援を表明したことで実現に至った取引であり、本債券は世界銀行が住友生命のみを対象に発行する私募債である。
<本債券の発行概要>
発行体:国際復興開発銀行(S&P格付:AAA、Moody’s 格付:Aaa、Fitch:AAA)
発行額:1億豪ドル(約69億円)
年限:15年

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