第一生命、東京理科大学との取組成果を発表
第一生命は、学校法人東京理科大学(以下「理科大」)と産学連携によるイノベーション創出と地方創生・地域活性化を通じた社会課題の解決を目的に、2019年3月11日(月)付で包括連携協定を締結した。
このたび協定締結から1年間が経過したことを受け、産学の人財交流を中心に得られた取組成果を発表した。
1.理科大のリソースを活用した実践的教育プログラムにより、第一生命社員向けにデータサイエンスの社会人教育を実施
2020年2月5日(水)に、第一生命の社員を対象に「ビジネスで使えるデータサイエンス」の基礎実践研修を実施した。
当日は、第一生命の様々な部署から30名が参加し、データ分析・統計手法の実務や担当業務におけるデータサイエンスの重要性についての研修を実施した。
今後は、ビジネスに役立つデータサイエンスの活用事例や役職別に求められるデータサイエンスの知識等を切り口とした研修を進める予定である。
2.理科大生のインターンシップによる受入
2020年2月3日(月)~28日(金)に理科大の学生2名(学部学生)が第一生命豊洲本社でインターンシップを実施した。
本インターンシップは、生命保険会社での医療ビッグデータを活用した分析を体験できるカリキュラムであり、第一生命は実業務に即した体制で分析に必要なビジネス理解・専門知識のアドバイス・支援を行った。
本インターンシップを通じて、ビジネス上で必要な実効性の高いスキルや考え方の気づきの習得に加え、実社会での専門知識の活用体験による今後の学習効果の向上も期待される。
今後も、理科大の学生が企業のデータに触れられる貴重な経験として、継続実施に向けた取組みを進めていく。