太陽生命、「太陽生命少子高齢社会研究所」を設立
太陽生命は、2020年4月1日に同社の100%子会社として「株式会社太陽生命少子高齢社会研究所」を設立する。
2019年の日本国内の出生者数は90万人を下回ることが推計され、少子化により総人口が減少する一方で、65歳以上のシニアの人口は増加を続け、2025年には総人口の約30%を占めることが見込まれるなど、わが国は類を見ない超高齢社会を迎えている。
このような社会環境の変化にともない、「少子化対策」および「健康寿命の延伸」が大きな社会的課題となっており、同社では今般、こうした社会的課題の解決への取組みを一層強化すべく、健康・医療等に関する調査・研究を専門的に実施する「株式会社太陽生命少子高齢社会研究所」を設立する。研究所では、主に「疾病の予防・早期発見・早期治療」の観点から、学術機関等とビッグデータを活用した共同研究を行い、その成果を広く公表することで社会貢献を図る。さらに、その共同研究の成果や、研究所が発掘する新技術・新サービス等を保険商品・サービスへ展開するなど社会実装を推進していく。
また、健康・医療等に関する社外の有識者や専門家から構成するアドバイザリーボードを設置し、研究所の調査・研究について助言、情報提供をいただくことで研究の質の向上を図る。