アフラック生命、「がん教育外部講師養成講座プロジェクト」に協賛
アフラック生命は、国立がん研究センターの協力のもと全国がん患者団体連合会が実施する「がん教育外部講師養成講座プロジェクト」に協賛する。
同社は、子どものうちからがんについての正しい理解を身につけることが、その子ども本人だけではなく周囲の大人も含めたがん検診受診率向上、がんの早期発見・早期治療につながるとの考えのもと、がん教育に取り組んでいる。
また、第三期がん対策推進基本計画において、外部講師を活用しながら学校におけるがん教育を実施していくことが明記され、これに基づき文部科学省では小学校で2020年度から、中学校で2021年度から全面実施していくこととしている。
このようななか、「がん教育外部講師養成講座プロジェクト」は、学校現場でがん教育に携わろうとする医療者・がん経験者等を対象に、最低限取得しておくべき知識や配慮を教材化しeラーニングとして提供することで、がん教育外部講師候補者を増やすことを目的として発足した。
同社では、がん教育におけるさまざまな課題解決を図るべく、今般本プロジェクトに協賛することとなった。
<がん教育外部講師育成プロジェクトの概要>
「がん教育」は、小学校で今年4月から全面実施される。その後、中学校は2021年度、高校では2022年度から実施されることとされており、その体制整備が急がれている。なかでも医療者やがん経験者などの「外部講師」を活用することが推奨されているが、教育の専門家ではない外部講師が学校現場で子どもにどう伝えるか、どう関わるのかについて課題となっている。
そこで、全国がん患者団体連合会は国立がん研究センターの協力のもと、がん教育に携わってきたがん経験者や、教育・医療関係者による実行委員会を立ち上げ、外部講師のためのeラーニングとガイドラインを作成した。
このような体系的な学習システムは、国内で初めてのもの。
■「がん教育外部講師のためのeラーニング」
・2020年2月14日(金)正午からスタート予定
・がん教育外部講師(医療者・がん経験者)対象
・無料で3年間配信
・受講生をリスト化し各都道府県の教育委員会へ提供
・がん教育における基礎的な知識を網羅した内容(別紙チラシを参照)
■「がん教育における配慮事項ガイドライン」
・がん教育に携わる外部講師、学校関係者、行政等対象
・2020年2月3日(月)より全国がん患者団体連合会のホームページよりダウンロード可能
・各都道府県市町村の教育委員会、がん診療連携拠点病院、患者団体等へ郵送にて無償提供