日本生命、秋田県での洋上風力発電プロジェクトへ融資
日本生命は、今般、丸紅株式会社および株式会社大林組が中心となり出資する特別目的会社「秋田洋上風力発電株式会社」が、秋田県で実施する洋上風力発電プロジェクト(以下「当プロジェクト」)へのシンジケートローン融資契約(以下「当融資」)に調印した。同社はシンジケートローンの組成段階から参加する。
当プロジェクトは、秋田県の秋田港湾区域および能代港湾区域において、発電容量約140MWの洋上風力発電施設を運営するもの。また、当プロジェクトは国内初の商業用洋上風力発電プロジェクトとして、2030年までに発電電力に占める再生可能エネルギーの割合を22~24%とする目標※の達成に貢献するもの。
※2018年に閣議決定された第5次エネルギー基本計画にて掲げられた目標
同社は中期経営計画「全・進-next stage-」(2017-2020)において、4年間の数量目標として、成長・新規領域への投融資2兆円、うちESG投融資7,000億円を設定しており、国内の再生可能エネルギーの活用拡大を支える当融資も、その一つと位置付けている。
<案件概要>
企業名:秋田洋上風力発電株式会社
調印日:2020年2月3日
<施設概要>
所在地:秋田県秋田港湾区域および能代港湾区域
発電会社:秋田洋上風力発電株式会社
主要施設:風車、変電所等
発電容量:約140MW
竣工:2022年(予定)