新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

富国生命、オンコロジー・インパクト・グローバル株式ファンドへ投資

富国生命は、カンドリアム・ルクセンブルグ(以下「カンドリアム」)が運用するオンコロジー・インパクト・グローバル株式ファンドへ 50百万米ドル(日本円で55億円相当)の投資を行なう。本ファンドへの投資は本邦機関投資家としては初の取組みである。
オンコロジーとはがん等の腫瘍の治療に関する学問を意味し、本ファンドでは、がんの診断と治療方法の開発を幅広く支援し、がん治療を大きく変える画期的なイノベーションに取り組む企業へ投資を行う。さらに、カンドリアムは運用報酬の 10%をがん研究機関に寄付することで、がん研究へ直接的な支援も行なう。
富国生命は、1983年に医療保険を発売して以来、医療保障、特に国内における死因第1位となっているがんの分野では手厚いサポートが可能となる保険商品を開発するなど、第三分野へ一貫して注力している。また、1968年から15年間に渡って「がんの子供を守る会」に寄付を行うなど、がん治療に対し長年に渡って社会貢献にも取り組んでおり、現在でも乳がんの早期発見、診断、治療の大切さを伝えるピンクリボン運動の支援、子宮頸がんの予防啓発を推進するプロジェクト「Hellosmile」に参画している。
富国生命は、本ファンドへの投資を、契約者の大切な資金を運用するにあたって、収益性の確保のみならず、社会貢献事業への支援も果たしうる手法であると位置づけており、今後も、同様の投融資を継続的に実施していく。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

大同生命、大阪市とのESCO事業に対するみずほ東芝リース株式会社向け融資を実施

共済損保

JA共済連、インパクト債券ファンドに投資

生保

富国生命、福島県立郡山支援学校生徒作品展示会「すまいる・ぎゃらりー」を開催

生保

富国生命、「フコク生命THE MUTUAL基金」支援先団体を決定

生保

T&Dフィナンシャル生命、福岡県ワンヘルスボンドに投資

生保

太陽生命、「J.フロントリテイリング株式会社」が発行する「サステナビリティボンド」への投資を実施

生保

かんぽ生命、国内上場企業を対象としたシステムチェンジ志向のインパクト投資ファンドの運用を開始

生保

富国生命、保険金のすえ置利率等の引上げ

生保

富国生命、2025・2026年度日本経済の見通しを改訂

生保

富国生命、「日比谷音楽祭2025」に協賛