T&Dホールディングス、太陽生命、大同生命、社会貢献債(ソーシャルボンド)に投資
T&Dホールディングスの子会社である太陽生命と大同生命は、独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」)が発行する「社会貢献債」(ソーシャルボンド)への投資を決定した。
本債券は、国際資本市場協会(ICMA)が制定する「ソーシャルボンド原則」に準拠しており、調達資金は開発途上地域の経済・社会の開発、日本および国際経済社会の健全な発展のために活用される。
また、JICAによるソーシャルボンドの発行は、2016年12月に策定された日本政府の「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針」の具体的な施策の一つになっている。
<本債券の概要>
発行体:独立行政法人国際協力機構(R&Ⅰ格付け:AA+、S&P格付け:A+)
発行総額:180億円
償還期間:30年
資金使途:開発途上地域におけるインフラ整備・雇用創出支援等の有償資金協力
T&D保険グループは、「T&D保険グループCSR憲章」に基づき、事業活動を通じて社会的課題の解決に貢献する取組みを進めてきた。
資産運用においては、「責任投資原則(PRI)」の考え方や、国連が提唱した持続可能な開発目標である「SDGs」などを踏まえ、環境・社会・企業統治の課題を考慮する「ESG投資」に積極的に取り組んでいる。日本および国際経済社会の健全な発展に資する本債券への投資は、こうした取組みの一つである。
引き続き、責任ある機関投資家としての責務を果たし、持続可能な社会の形成に貢献できるよう努めていく。