住友生命、2018年度スチュワードシップ活動に関する考え方および活動状況を報告
住友生命は、スチュワードシップ活動(対話・議決権)に関する考え方および2018年7月から2019年6月(以下、「2018年度」)に実施したスチュワードシップ活動の状況と今後の活動運営について報告した。
同社は負債が長期にわたるという生命保険の資金特性を踏まえ、中長期投資を基本スタンスとしており、株式投資についても、中長期的な視点から株式価値の向上が見込まれると判断した企業に投資をしている(※)。
スチュワードシップ活動は、保有している株式の中長期的な株式投資リターンの拡大を図るための重要な手段であるという認識のもと、株式投資における中核業務と位置付けて取り組んでおり、特に投資先企業の株式価値向上を最も期待できる手法であると考える対話を軸に据えている。
そして、対話を軸として、議決権行使や投資先企業を対象とした文書発信等の手段を有機的に結び付けることで、実効性を高めていく方針。
(※)特別勘定においては、スチュワードシップ・コードへの対応も参考に助言会社を選定し、投資助言を受けて株式運用を行っている。