住友生命、株式会社カネカが発行する「グリーンボンド」へ投資
住友生命は、株式会社カネカが発行する「グリーンボンド」への投資を決定した。
「グリーンボンド」とは、環境問題の解決に貢献する事業に資金使途を限定した債券。本債券は国際資本市場協会(International Capital Market Association:ICMA)および環境省が定義する「グリーンボンド」に従っており、第三者評価として株式会社格付投資情報センターからセカンドオピニオンを取得してイル。本債券の資金使途は、カネカ生分解性ポリマーPHBH(R)の製造設備の工事費用および研究開発費用である。PHBHは100%植物由来の幅広い環境下で優れた生分解性を有するポリマーであり、海水でも生分解することから、近年世界的に社会問題化している海洋汚染の低減に大いに貢献することが期待される。
住友生命は、持続可能な社会の実現、および、中長期での投融資を行う機関投資家にとって運用収益の向上に資するとの認識の下、ESG投融資に取り組んでおり、本債券への投資についても、その一環として行うもの。
今後も、ESG投融資を通じ、持続可能な社会の実現に貢献していくとともに、運用収益の向上に取り組んでいく。
<本債券の発行概要>
発行体:株式会社カネカ(R&I格付:A)
発行額:総額50億円
年限:5年