第一生命、第71回「保健文化賞」の受賞者を決定
第一生命では、主催する第71回「保健文化賞」の受賞者を決定した。
同社は、創業当時より生命保険業を通じた社会への貢献とともに、国民の健康、保健衛生の向上に努めてきた。
1934年に「保生会」を設立して当時の国民病であった結核予防に取り組み、戦後間もない1950年に衛生環境が悪化する中、わが国の保健衛生向上のためにお役に立ちたいと、保健衛生の分野における立派な業績と長年にわたる労苦に感謝と敬意を捧げるために本賞を創設した。
創設当時は結核や栄養不足など社会的に喫緊の課題である分野での活躍を対象としてきたが、近年では生活習慣病対策、高齢者や障がい者への福祉、海外医療や疾病対策など、その時代におけるさまざまな課題に、継続的に取り組んできた人々を顕彰している。
第71回となる本年度は、2019年2月1日から4月15日の期間に募集を行い、団体・個人合わせて52件の応募があった。このほど、審査委員による選考のもと、団体10件、個人5名の受賞者を決定した。これまでの受賞者総数(今回を含む)は、693団体、個人357名、合わせて1,050件にのぼる。
贈呈式は本年12月に開催し、受賞者には、厚生労働大臣から表彰状、同社からは感謝状とともに賞金(団体200万円、個人100万円)が贈られる。また、受賞者は贈呈式の翌日、皇居に参内し、天皇皇后両陛下の拝謁を賜る予定である。