明治安田生命、早稲田大学との「包括連携協定」を締結

明治安田生命は、早稲田大学と、地方創生を目的とした包括連携協定を締結した。早稲田大学が企業と地方創生を目的とした包括連携協定の締結を行なうのは、今回がはじめてとなる。
本協定の締結により、同社は早稲田大学と、各分野において連携および協力し、地方創生に向けた取組みをさらに推進していく。
■早稲田大学との「包括連携協定」について
1．名称
「早稲田大学と明治安田生命保険相互会社との包括連携協定」
2．主な連携事項
（1）地域振興に関する事項
・早稲田大学田口素子教授(注1)監修のもと開発された「ご当地『食育』レシピ」を同社の各種イベント（Jリーグクラブと連携したウォーキング、小学生向けサッカー教室等）での配布等を通じて、地域社会の健康増進を啓発
・地方自治体と連携し、「スポーツと栄養」をテーマにしたセミナーを共同開催
（2）健康・福祉およびスポーツ振興に関する事項
・早稲田大学田口素子教授監修により企画された「食・からだづくりから始める地域のジュニア応援プロジェクト～スポーツキッズからアスリートまで～」において、「からだづくりに着目した朝食摂取の重要性を明らかにする」ことをテーマとした共同研究を実施
・研究成果を、お客さま・地域社会・働く仲間の健康増進の取組みを継続的に支援する「みんなの健活プロジェクト」（注2）への新たなコンテンツとして活用
（3）教育、学術研究および文化交流に関する事項
・早稲田大学との協働により、同社が連携協定を締結した自治体における、地域課題解決型課外プログラム「地域連携ワークショップ」（注3）を開催
・「国際学生寮WISH」（注4）の学生を対象に、同社が連携協定を締結した自治体における地域活性化に向けたイベントへの参加を広く呼びかけ
（4）人材育成に関する事項
・本協定に基づく取組みを通じた地域貢献に取り組む人材育成への協力
（5）その他本協定の目的に沿う事項
3．包括連携協定締結の趣旨
本協定は、相互協力が可能な各分野において連携・協力することで各地域の地方創生に寄与することを目的としている。早稲田大学田口素子教授がもつ「スポーツ栄養学」の知見と同社の保険事業・サービスに関する知見や全国規模のネットワークを活用し、地域住民の健康増進に資する取組みを行なっている。また、「地域連携ワークショップ」や「国際学生寮WISH」との連携により、地域の課題解決や活性化を支援する。
同社は、本取組みを通じ、「地域社会との絆」を深めながら、健康増進における社会課題の解決に貢献するとともに「みんなの健活プロジェクト」における新たなコンテンツの提供やサービスの創造等をめざしていく。
（注1）田口素子教授
・早稲田大学スポーツ科学学術院教授、早稲田大学スポーツ栄養研究所所長であり、公益財団法人日本陸上競技連盟医事委員も務める。主な研究課題に「競技者のための最新の栄養・食事ガイドラインの策定を目指した研究」「女性アスリートの戦略的強化に向けた研究調査」があり、スポーツ栄養学の第一人者として幅広く活躍
（注2）プロジェクトの概要については、以下リリース参照
・2018年3月6日リリース「新たな健康増進プロジェクトの始動について」
URL：https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2017/pdf/20180306_02.pdf
・2018年9月25日リリース「『みんなの健活プロジェクト』の具体的取組みについて」
URL：https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2018/pdf/20180925_01.pdf
（注3）地域連携ワークショップ
・早稲田大学が展開する社会連携教育プログラムの一環として、自治体が実際に抱える問題をさまざまな学部・学年の学生たちがチームを組み解決策を提案するワークショップ
・2018年度は、岩手県田野畑村、静岡県南伊豆町、和歌山県串本町、佐賀県唐津市、新潟県燕市、長野県木島平村で実施
（注4）国際学生寮WISH
・早稲田大学中野国際コミュニティプラザにある国際学生寮「Waseda International Student House」。2014年3月、グローバルリーダー育成拠点として開設。多様な価値観を持つ国際色豊かな約900名の学生が、共に学び生活し、相互理解を進め、グローバル社会で活躍するために必要な能力を涵養