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日本生命、清水博社長が役職員に向け年頭挨拶

日本生命は、1月4日、年頭挨拶として、清水博社長から全役員・職員に向け、メッセージを発信した。メッセージの要旨は以下のとおり。
2019年のスタートにあたり、一言ご挨拶を申しあげます。
昨年は、全国各地で多くの自然災害に見舞われました。現地の職員方が、お客様の安否確認や被災地支援に、懸命に取組む姿を拝見し、深く感動しました。お客様が厳しい状況に置かれている時に、お客様のもとに真っ先に駆けつける皆さんを私は誇りに思います。年頭にあたり、全員で生命保険事業の意義と社会的責任を改めて心に刻みたいと思います。
昨年の4月以降、中期経営計画「全(ぜん)・進(しん)-nextstage-」の2年目を、全社をあげて懸命に取組んでいます。3月末に向けて、全員の力を改めて結集し、今年度の目標を達成したいと思います。
私は、2019年という年柄を、「中期計画達成の目処をつける勝負の年」であると位置付けています。
各部門・各領域の一層の頑張りを期待しています。
また、皆さん一人ひとりに意識いただきたいことについて申しあげます。まずは、「デジタル・先端IT活用」です。お客様接点の強化や活動の利便性向上等の観点から、デジタル戦略を力強く推進していく必要があります。作業の効率化や、活動能率の向上、新規事業の創出等に繋げる意識を全員が持って日々の業務に取組んでいただきたいと思います。
続いて、「SDGs」です。SDGsの中に例えば「貧困をなくそう」という目標があります。私たちが取組んでいる日々の業務が、生命保険の普及を促し、貧困をなくすという目標の実現に役立っています。
SDGsの意識を持って、日々の業務に取組んでいただきたいと思います。
次に「健康経営」です。昨年、本社の健康経営に関する基本的な姿勢を示す「健康経営の目指す姿」を策定しました。「皆さん一人ひとりの健康が本人のみならず、会社の発展、地域社会への貢献に繋がる」という考えのもと、一層の力を入れて健康経営を推進してまいります。
最後に「コンプライアンス」についてです。生命保険事業は、お客様からの信頼のうえに成り立っている事業です。生命保険の仕事に求められる高い倫理観に基づき、お客様と社会からの信頼を常に意識した行動をお願いします。
当社の事業環境は、国内の人口減少や高齢化、あるいは先端ITによる事業構造の変化等、先を見通しにくい、厳しい状況にあります。しかし、いかなる状況も「130年もの長きにわたって脈々と築きあげてきた、会社を、仲間を、そしてお客様を大切に想う尊い気持ちを、日本生命の全員が持つ」ことで乗り越えていくことができると確信しています。
7万名の日本生命の全員が、お客様への想いを持ち、フェイス・トゥ・フェイスでサービスを提供すること、この圧倒的なお客様への想いと、圧倒的な規模と全国ネットワークこそが、日本生命の最大の強みだと思います。お客様の立場に寄添い、お客様本位の業務運営を心から実践することで、「揺るぎないマーケットリーダーに成る」という歩みを、より一層確かなものにしてまいりたいと思います。
日本が元号改正を迎える、そして、日本生命が創業130周年を迎える、節目となる2019年のスタートにあたって、全員で、会社や仲間、そしてお客様への大切な想いを共有したいと思います。
2019年が、日本生命グループの全員にとって、輝かしい一年になるように、気持ちを一つに頑張ってまいりましょう。

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