新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

日本生命、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言に賛同

日本生命は、金融安定理事会(以下「FSB」)により設置された気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD:Task Force on Climate-related Financial Disclosures、以下「TCFD」)の提言へ賛同した。
気候変動に関して、同社では社会情勢や事業環境の変化も踏まえ、18項目のサステナビリティ重要課題を特定しており、「気候変動問題への取組」をその一つに据えている。また、SDGs(持続可能な開発目標)においても、同社の注力する10ゴールの一つとして気候変動への対応を選定しており、TCFDの提言への賛同は、そうした立場をあらためて表明するものである。
今後、サステナビリティ経営を推進する中で、TCFD提言が推奨する気候変動に係る「ガバナンス」、「戦略」、「リスク管理」等の各項目に関する開示の充実を図るとともに、機関投資家(資産保有者)として、投資先に対する開示の働きかけ等を行い、持続可能な社会の形成に寄与していく。
<TCFDについて>
・G20の財務大臣・中央銀行総裁からの要請を受け、2015年12月にFSBの下に設置された気候関連財務情報の開示に関するタスクフォース(TCFD)
・気候変動がもたらす「リスク」及び「機会」の財務面への影響について、企業・団体等が自主的に把握・開示することを推奨する提言を2017年6月に公表
・提言においては、「ガバナンス」、「戦略」、「リスク管理」、「気候関連リスク・機会を評価・管理するために用いる指標及び目標」を重視
<同社のサステナビリティ経営について>
同社は、お客様、地域・社会等の様々なステークホルダーとの対話を通じて、社会からの期待や社会的課題に対する認識を深めるとともに、あらゆる企業活動においてバリューチェーン全体を通じて“安心・安全で持続可能な社会”の実現に貢献し、企業価値の向上を目指している。
取組にあたっては、ステークホルダーからの期待と同社事業との関連性の両軸から選定した「サステナビリティ重要課題」に重点を置き、サステナビリティ経営を推進している。
さらに、2018年度には、持続可能な社会の実現に向けた体制を強化するために、経営会議の諮問機関として「サステナビリティ経営推進委員会」を立上げ、SDGsを含む昨今の社会情勢や事業環境の変化も踏まえ、18項目のサステナビリティ重要課題を特定した。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

太陽生命、特別協賛するJAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2024の詳細が決定

生保

住友生命、「WE AT CHALLENGE」の募集開始

生保

かんぽ生命、アフラック生命、日本郵便、AccelerationProgram2024」採択企業を発表

生保

日本生命、威力業務妨害の容疑で元職員が逮捕

生保

日本生命、「夏のボーナス」に関するアンケートを実施

生保

大同生命、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)シグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」に協賛決定

生保

日本生命、委託業者における個人情報の漏えいが発覚

生保

日本生命、子会社のニッセイプラス少額短期保険が企業の健康経営を支援する精密検査費用保険を発売

生保

大樹生命、2024年度日本高校ダンス部選手権に協賛

生保

住友生命、「JINGU STADIUM NIGHT YOGA 2024」に協賛

関連商品