太陽生命、滋賀大学・滋賀医科大学・日医総研と認知症に関する研究を実施
太陽生命は、日本医師会総合政策研究機構(以下「日医総研」)の協力のもと、滋賀大学および滋賀医科大学と、認知症に関する共同研究を開始した。
同社は、本格的な超高齢社会、「人生100歳時代」の到来に向け、「健康寿命の延伸」という社会的課題にこたえるため、平成28年6月より、「従業員」「お客様」「社会」のすべてを元気にする取組み、「太陽の元気プロジェクト」を推進し、様々な施策を展開してきた。その一環として、これまでも日医総研の協力のもと、認知症に関するアンケート調査の実施等に取り組んでいる。
本研究では、同社に蓄積された保険金・給付金支払データ等について、個人を特定できないように匿名加工したものを用いて、認知症と、既往症や生活習慣との相関等の調査を実施する。これにより、認知症を発症するリスクの高い疾病・生活習慣等に関する新しい知見を得て、その成果を公表することで社会における認知症やその予防等に関する理解促進を図るとともに、同社の認知症関連商品・サービスの改善等へ繋げることを目指す。
なお、本研究では、平成30年10月発売の同社商品「ひまわり認知症予防保険」に関連するサービス「予防検査キャッシュバックサービス」(2019年10月受付開始予定)にてお客様から提供された、MCIスクリーニング検査結果および同社アンケートへの回答の活用により、既往症・生活習慣等のMCI(軽度認知障害。認知症の前段階)のリスクに与える影響等に関する研究をあわせて実施することを予定している。
◇共同研究の概要◇
〔研究内容〕同社に蓄積された保険金・給付金支払データ等を用いて、認知症について、既往症や生活習慣との相関等を調査する。
〔研究目的〕認知症を発症するリスクの高い疾病・生活習慣等を明らかにする。
〔研究体制〕日医総研の協力による、滋賀大学・滋賀医科大学・同社の共同研究〔研究期間〕2018年10月~2021年3月(予定)
同社は、今後も同社保有データを活用した外部研究機関等との協働による研究等を進め、商品・サービス開発に活かすとともに、認知症をはじめとする超高齢社会の課題解決に取り組んでいく。