アフラック生命、高校生向け奨学金制度「2019年度の新規奨学生」170名を募集
アフラック生命は、社会貢献活動の一環として運営する高校生を対象とした「アフラック小児がん経験者・がん遺児奨学金制度」の2019年度新規奨学生を2018年11月1日(木)から2019年2月28日(木)まで募集する。
募集人数はがん遺児で140名、小児がん経験者で30名の合計170名です(募集概要についてはURLを参照 https://www.aflac.co.jp/news_pdf/20181025.pdf)
)。
がん遺児のための奨学金制度は、がんで親(主たる生計維持者)を亡くし、経済的理由から就学や進学の機会が狭められている高校生への支援を目的として、1995年に同社販売代理店組織である「アフラック全国アソシエイツ会」と共同で設立したものである。
それに加え、2014年度からは、小児がんを患った経験を持つ高校生も支援の対象としている。
同制度による奨学生の総数は2,641名にのぼっており、奨学金給付額は累計で16億円を超えている(2018年6月末現在)。
【参考データ】
・依然として重い教育費負担
・2018年度の同奨学金制度への応募者は329名で、がん遺児奨学金では約9割、小児がん経験者では約4割が母子世帯
・日本の母子世帯・父子世帯の平均年間収入は、それぞれ全世帯平均の49.2%、81.0%
・国の公立高校無償化・高等学校等就学支援金制度の助成対象にならない入学金・教材費・通学費等の授業料以外にかかる学校教育費用は、公立高校で年間約27万円、私立高校で同約75万円
・現役奨学生の声(抜粋)~経済的困難から夢をあきらめないために~
・「英語の教員だった父の遺志を継ぎ、大学4年間を通じて、教育とは何かを追求していきたいです。」(がん遺児)
・「今年から大学に進学し、私の目標である教員になれるよう頑張っていきたいと思います。」(小児がん経験者)