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朝日生命、新中期経営計画(2018~2020 年度)TRY NEXT

朝日生命は2018年度から2020年度の3か年の新中期経営計画 「TRY NEXT ~成長を実現し、未来を創る~」を策定した。
■今後の環境認識
・今後10年間、さらにその先まで見据えれば、国内総人口の減少等により、競争環境はさらに激化していくと考えられる。
・かかる環境において、同社は、人生100年時代の到来、健康増進意識の高まり、就業女性・シングル層の増加等、社会の変化に伴い新たな保険ニーズが生まれる可能性等をしっかりと捉え、「介護 保険等第三分野に注力する同社が、役割発揮すべき分野はさらに拡大していく」との認識の下、より一層存在価値を発揮すべく取組んでいく必要があると考えている。
■新中期経営計画の概要
・上記の環境認識を踏まえ、新中期経営計画では、「お客様満足・収益力向上」「シニア・第三分野への注力」「営業職員の育成重視」といった、これまでの経営の核となる考え方を堅持し、メインの営業職員チャネルに加え代理店チャネル等の拡充を図る「マルチチャネル化」を一層推進しつつ、同社ならではの新たな発想・変革を積極的に取り入れることにより、「独自性を発揮し、成長を実現するステージ」として、各戦略※1を展開していく。
・特色ある先駆的な商品・サービスの継続的な提供等により存在感を高め、社会保障制度と共に日本社会を支え、「社会に貢献し、お客様から信頼され、選ばれ続ける会社」となることを目指す。
※1 新中期経営計画における各戦略(全体像)
■企業ビジョン
・独自性を発揮する
(1)「介護といえば朝日生命」という存在感の発揮
(2) 営業職員チャネルに加え代理店チャネル等の拡充を図る「マルチチャネル化戦略」の推進
(3) 新たなお客様アプローチのスキームの開発
・収益力を高める
(1)「クオリティー”業界No.1”の営業職員体制」構築に向けた改革
(2) ICT(AI・RPA)等による業務運営の革新
(3) 資産運用の高度化
・未来を創る
(1) 未来志向の人材づくり
(2) ICTを活用した商品・サービス開発、デジタルマーケティングの強化等
(3) 海外事業への取組み
・事業運営態勢のクオリティー向上 ~3大テーマの取組みを下支え~
(1)「お客様のために」を最優先とする「お客様本位の業務運営」の実践
(2)「働き方改革」を通じたgood WORK・better LIFEの推進
(3) コンプライアンス態勢の強化
(4) ERM(統合的リスク管理)の実効性向上
(5) CSRの推進

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