朝日生命の全役職員1万5,000名超が認知症サポーターへ
朝日生命では、全社一丸となり認知症サポーター養成の取組みを推進したことにより、営業職員チャネルをメインチャネルとする生命保険会社では初めて(注1)1万5,566人の全役職員(注2)が認知症サポーターとして認定された。
1.シニアのお客さまに対する取組み
平成24年4月に、生命保険商品単体では初(注3)となるグッドデザイン賞を受賞した「あんしん介護(介護一時金保険、介護終身年金保険)」を、平成28年4月には、認知症に特化した「あんしん介護認知症保険(認知症介護一時金保険、認知症介護終身年金保険)」を発売し、世の中に先駆けて介護分野の商品開発に取り組んできた。また、介護に対するお客さまの不安を少しでも軽減するため、平成24年10月より「介護あんしんサポート」を展開し、介護や認知症に関する情報や電話相談等のサービス提供を行っている。
2.認知症サポーターの養成
平成24年度より、厚生労働省が推進する「認知症サポーターキャラバン」事業に賛同し、全役職員の認知症サポーター養成に取り組んでいる。具体的には、新たに入社する職員を対象に本社・支社で実施する入社初期教育のカリキュラムにおいて、認知症サポーター養成講座の受講を必須としている。そのために、講師役である「認知症キャラバン・メイト」を社内で約230名育成して全国各支社に配置し、認知症サポーターを早期に養成する仕組みを確立している。この結果、標記の通り、今般、全役職員1万5,000名超が認知症サポーターとして認定されることとなった。
※認知症サポーターキャラバン ホームページ:http://www.caravanmate.com/
3.取組みの成果
こうした取組みにより、平成29年2月4日に開催された「認知症サポーターキャラバン 平成28年度表彰・報告会」(主催:全国キャラバン・メイト連絡協議会)において、「認知症サポーター養成講座」の
開催回数が最も多かった企業として表彰された。
4.今後の取組み
「認知症サポーターキャラバン パートナー企業・団体」(運営:全国キャラバン・メイト連絡協議会)に登録し、さらに連携を深めていく。また、新たに入社する全役職員を対象とした認知症サポーター養成も継続して実施する。