エヌエヌ生命、高校生のためのソーシャルビジネス企画コンテスト国際大会を実施
エヌエヌ生命は6月21日、公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本と共催する高校生のためのソーシャルビジネス企画コンテスト「Social Innovation Relay ソーシャルイノベーション・リレー)」の国際オンライン大会を実施し、入賞チームを決定した。
この大会は、学生自らが身の回りにおける課題を見つけ、ソーシャルビジネスとして解決すべくアイデアを競うもの。
当日は、国内大会を通過した東京都立両国高校の「FUTARIチーム」の学生2名が日本代表チームとして出場し、10か国の同世代の仲間たちとオンラインを通じてアイデアを競い合った。
どの国のチームも英語での見事なプレゼンテーションはもちろんのこと、パワーポイントで工夫を凝らした資料と、独創的なビジネスアイデアで、審査員の興味を引いた。上位3チームは次のとおり。
1位:シンガポール代表チーム(テーマ:高校生向けのナレッジー共有オンラインプラットフォームの構築)
2位:オランダ代表チーム(テーマ:耳の不自由な学生のための通信装置の発明)
3位:ルーマニア代表チーム(テーマ:空気中の二酸化炭素を減らす街路灯を発明)
両国高校の「FUTARI」チームは、入賞には至らなかったが、シングルマザーの抱える問題をフリーペーパーを基盤とする仕組みづくりについて発表し、審査員からの質問にも堂々とした受け答えで、ビジネスの意義をアピール。約4分間のプレゼンテーションを終えると、会場からは温かい拍手が沸き起こった。