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日本生命が営業職員チャネルで三井生命の一時払外貨建養老保険を販売

日本生命と三井生命は10月2日から、三井生命の「無配当一時払外貨建生存給付金付特殊養老保険ドリームロード」を日本生命の営業職員チャネルを通して「一時払外貨建養老保険ドリームロード」の名称で販売する。
今年1月から開始している日本生命から三井生命への「ニッセイ逓増定期保険」の商品供給に続く第2弾の取り組みであり、今回の供給により両社での商品相互供給が実現した。
両社は、多様化するニーズに機動的に対応するために、両社間で商品を相互に供給し、商品ラインアップの拡充を検討してきた。その第1弾として、1月から三井生命で日本生命の逓増定期保険の販売を開始しており、好調な売れ行きとなっている。
昨今の低金利環境下では、円建ての生命保険では実現困難な高い金利での運用が可能な外貨建保険を活用した資産形成ニーズが高まっており、日本生命は外貨建商品のラインアップの強化・拡充が必要と考えていた。一方、三井生命では、外貨建てで一定期間の死亡保障と資産形成が両立できる等の特徴を持つ「無配当一時払外貨建生存給付金付特殊養老保険ドリームロード」を、日本生命の約5万名の営業職員チャネルに提供することで更なる販路拡大が見込まれると考えていた。
日本生命が外貨建ての保険を全国の営業職員チャネルで販売することは初めてであり、様々なニーズに応えることが可能となる。三井生命では、2013年から営業職員チャネルを中心に外貨建保険の販売を行っており、この商品も含めた累計販売件数は18万件(2017年5月時点)に達し、好評を得ている。
三井生命における販売実績や外貨建保険特有の事務・システム・募集管理体制を保有している強みを活かしつつ、外貨での運用利回り向上のために日本生命の資産運用ノウハウも活用していく。

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