日本生命、営業職員使用の携帯端末に新システム「まごころナビ」を導入
日本生命は9月26日、約5万人の営業職員が使用する携帯端末「REVO」に、新システム「まごころナビ」を導入した。加入後、結婚や就職など顧客のライフイベントに伴って必要となる手続きについて、同システムを活用することで大きく利便性を高めることができる。
「まごころナビ」では、ライフイベントごとに必要と考えられる手続きを一覧で表示し、顧客に現在の契約内容を確認してもらいながら、それぞれの手続きについて漏れなく案内する。また、とくに利用実績の多い20種類の手続き(2015年度実績:約470万件)について説明を充実させ、よりわかりやすくスムーズな案内が可能となる。
さらに、従来、書面でのみ対応していた「受取人の変更」「指定代理請求人の変更」「契約者・被保険者の改姓」「送金口座(取引口座)の変更」の4つの手続き(同約92万件)について、ペーパーレスを実現。「まごころナビ」の画面に沿って必要な項目を入力してもらうことで、これまで約1週間要していた手続きが最短で翌日に完了する。
なお、同社では「まごころナビ」(ライフイベントが発生した顧客に必要な手続きを漏れなく案内する仕組み)について特許出願中である。