新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

ネオファースト生命、AIを活用した給付金不正請求検知の本格運用を開始

ネオファースト生命は、2025年6月16日に公表した、「給付金不正請求検知の高度化をAIが支援する取組み」について、同年12月に開発および実装をすべて完了した。そして、2026年4月からこれらの仕組みを実際の業務プロセスに組み込み、本格的な運用を開始する。
【取組概要】
2025年10月に導入した仕組みでは、過去の給付金請求データの傾向や共通点をAIが整理・分析し、「通常とは異なる特徴を持つ請求」や「過去の事例と類似した動き」を自動的に抽出することで、従来は人の目では気づきにくかった兆候も含め、より幅広い検知が可能となっている。
さらに、2025年12月に実装を完了した仕組みでは、複数のAIモデルを組み合わせて精度を高める手法(アンサンブル学習)を採用している。
具体的には、
・わずかな不審兆候も見逃さず、広く検知することを最優先としたモデル群
・その中から、より注意が必要な請求を見極め、対応優先度の判断を支援するモデル群という二段階の構成により、「検知の網を広げる」ことと「判断の精度を高める」ことを両立している。
2026年4月から開始する本格運用では、これらの取組みにより、AIによる検知から専門スタッフによる対応要否判断までの時間を短縮するとともに、判断後の対応までのプロセス全体の早期化を実現する。
【取組みの効果】
本取組は、AIが専門スタッフの判断を支援することを目的としたものである。AIが示した分析結果や優先度を活用することで、専門スタッフは着目すべき請求を迅速に特定でき、より的確でスピーディーな判断が可能となる。
これにより、
・正当な請求に対する迅速な支払い
・不正の疑いがある請求への早期対応
・判断後の対応方針決定までのリードタイム短縮
といった効果が期待され、すでに一定のモラルリスクについてはAIによる検知と優先度判断の支援を実現している。
【今後について】
同社は、保険制度を健全かつ公平に維持するため、本取組を進めている。給付金請求は、真に保障を必要とされるお客さまが安心して利用するための大切な制度であり、同社は、その信頼性を守ることを最優先に取り組んでいく。
また、同社は今後も、人の知見とAIを組み合わせた取組みを深化させることで、品質の向上とお客さま体験(CX)のさらなる改善を目指す。
そして、第一生命グループの一員として、データとテクノロジーを活用した変革を推進し、公正・公平で安心できる保険サービスの提供とともに、今後も同社ビジョンである「“生命保険から人生保険へ”小さな人生不安にも、向き合う保険サービスを。」の実現に向けてお客さまの利便性向上に取り組んでいく。

関連記事(保険業界ニュース)

生保

太陽生命、「太陽生命クアオルト健康ウオーキングアワード2025」受賞団体決定

生保

朝日生命、介護・認知症領域のあらゆる局面をサポートする「みんなのあんしん100年プロジェクト」を2026年4月より提供開始

損保

アイペット損保、「WEB保険金請求」と「AIボイスボット」を導入

生保

住友生命、Vitality福利厚生タイプ総合プラットフォームを提供開始

生保

住友生命、習慣化アプリを活用した禁煙プログラム「みんチャレ禁煙」の紹介業務を開始

生保

住友生命、ウェルビーイングの「可視化」を起点とした新たな価値創出を開始

生保

SOMPOひまわり生命、「健康☆チャレンジ!制度」の健康効果に関する新エビデンスを取得

生保

マニュライフ生命、オンライン給付金請求手続き「給付金らくらく請求」サービスをアップグレード

損保

ペット&ファミリー損保、LINE公式アカウントからマイページへのソーシャルログインサービスを導入

生保

住友生命、北海道大学と「職域プレコンセプションケア×キャリア・デザイン働きやすい職場を考える対話型研修」を実施

関連商品