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明治安田生命、AIモデルを用いた「健活年齢」を特許取得

明治安田生命は、同社が開発したAI予測モデル「健活未来予測モデル」を使った「健活年齢」算出の仕組みについて、新規性と進歩性が認められ、2025年10月22日に特許を取得した。
「健活年齢」とは、総合的な健康状態を年齢で表した同社オリジナルの指標で、同社の「健活商品」の加入者へ提供している「MY健活レポート」に掲載することで、お客さま自身による疾病予防に向けた行動変容を後押ししている。また、本年1月には、生命保険の引受査定に「健活未来予測モデル」を導入し、正確・迅速な査定を実現している。
同社は、今後も健活年齢や健活未来予測モデルを使った各種お客さまサービスを充実させるとともに、先進的なDXテクノロジーに積極的に取り組んでいく。
(注1)「健活未来予測モデル」とは、機械学習等のAIの特徴を活かし、健診情報や罹患歴等、同社が保有する匿名医療ビッグデータをもとに構築したモデル。このモデルには生命保険の引受査定にも活用を開始。「健活未来予測モデル」は明治安田の登録商標
(注2)「MY健活レポート」とは、健康なときから、もしもの時まで、健康ステージに応じてサポートする健康増進型商品「ベストスタイル」に「健康サポート・キャッシュバック特約(2024)」を付加した商品、「認知症ケア」、「いまから認知症保険」を提供対象とし、お客さまが提出しいた健康診断結果データをもとに、お客さまごとの健康に関する情報、アドバイスを表示するレポート
<取得した特許の概要>
発明の名称:情報処理システムおよび情報処理方法
概要:同社が開発したAI予測モデル「健活未来予測モデル」を使用し、お客さまが提出した健診結果と既往歴(給付金等の請求履歴等)から、一人ひとりの将来の入院リスク等を精緻に予測し、「健活年齢」を算出する仕組み
特許権者:明治安田生命保険相互会社
特許番号:特許第7762699号
登録日:令和7年10月22日
※「将来の入院リスク等」とは、同社データにより構築した「健活未来予測モデル」から、入力された条件と同等の方のリスクである。個々のお客さまの健康状態に対して、医師の医学的診断に基づく疾病の診断を提供するものではない
≪3つの特徴≫
1.約130万人分の医療ビックデータを分析して開発した同社オリジナルの指標
長年蓄積してきたベストスタイル加入のお客さまの健診結果などのビックデータを分析して開発している
2.過去の給付金などの支払履歴情報を活用
お客さまが提出した健診結果の数値と給付金などの支払履歴情報をあわせて、健活年齢を算出している
3.独自性のある算出方法として特許取得
同社オリジナルの算出方法として、特許を取得している

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