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ソニー生命、女性社員有志の活動「女性管理職コミュニティ」の取組開始

ソニー生命は、DE&I*を推進する取組の一環として、2021年度より同社の女性社員有志による「女性管理職コミュニティ『Connect(コネクト)』」を組成し、社内のDE&I*に関する理解浸透および社員が活き活き働ける環境づくりに寄与する活動を行っている。
*Diversity(ダイバーシティ:多様性)、Equity(エクイティ:公平性)、Inclusion(インクルージョン:包含性)。
1.背景
同社は、サステナビリティ経営を推進しており、人的資本をはじめとする「非財務価値の向上と活用」を重点戦略として掲げ、さらなる企業価値の向上を図っている。この実現に向けて、さまざまなバックグラウンドやキャリア志向を持つ社員が、能力・個性を最大限に発揮できる自由闊達な組織の形成と働きやすい職場環境の整備を推進している。その一環として、女性社員の活躍を支援する「女性管理職コミュニティ『Connect』」を立ち上げた。
2.女性管理職コミュニティ『Connect(コネクト)』について
『Connect』は、同社の女性管理職および管理職を目指すメンバーを中心に構成され、2021年度の活動開始から2024年度まで、計40名の女性社員が有志で参画した。
活動は、「同社社員がより活き活き働けるよう支援すること」を目的に、さまざまなイベントを企画・実施している。『Connect』の名前には、“女性のリーダー同士が仲を深め、活動を通して社内・社員の関係をつなぐHUBのような存在になっていく”という想いを込めている。
Connectの活動意義
・女性管理職・管理職を目指すメンバー同士の横のつながり・連帯を強化し、相互に支え合い成長できる環境をつくる
・将来経営を担う意識と意欲を醸成し、そのために必要な知識を拡大する
・社内のDE&Iへの理解浸透を図り、多様な視点を活かす社内風土を醸成する
3.Connect(コネクト)の活動
第4期となる2024年度は、「両立支援、キャリア、働き方」を活動テーマの軸とした。テーマごとに行った社員向けのイベントでは、総勢455名の社員が参加し、非常に活気のある会となった。活動によりメンバーが得た気づきは、会社との対話の場を通して共有され、同社全体の人事施策へと転化していく。
■グループの活動テーマ(2024年度)
・両立支援(育児・不妊・介護):両立している社員のサポートに関する企画・イベント実施
・キャリア:社員のキャリア形成を支える企画・イベント実施
・働き方(オフィスを活用した社員交流):コミュニケーション・共創を目的としたつながる空間の企画・イベント実施
4.今後の方針
4月以降は、第5期となる2025年度の新たなメンバーで活動を開始する。こうした社員有志の手による活動は、社員の自律的な学びを促進し、社内で自発的な文化を形成する一助となっている。
同社は今後も、さまざまな活動を通じて、人的資本をはじめとする「非財務価値の向上と活用」を図るとともに、より一層のDE&Iの推進を図っていく。

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