マニュライフ生命、「未来を楽しむ終身保険」の特別勘定ラインアップを刷新、既存特別勘定の運用関係費を引き下げ
マニュライフ生命は、4月1日から、通貨選択型変額終身保険(積立利率更改型定額部分付)「未来を楽しむ終身保険」の商品改定を行う。新たに2種類の特別勘定を追加し、また、既存特別勘定の運用関係費を引き下げる。
人生100年時代における老後生活への備えとして、生命保険商品においても万一の場合の保障に加え、より柔軟な資産形成機能を持つ商品を求められるお客さまが増えている。「未来を楽しむ終身保険」は、一時払保険料を「積立利率により増加する定額部分の積立金」と「特別勘定の運用実績によって変動(増減)する変額部分の積立金」に分けて運用する仕組みの通貨選択型変額終身保険である。
【改定内容】
1.新たに「日米株式リアルタイム調整型(米ドル・豪ドル)」と「米国株式アクティブII型(米ドル・豪ドル)」を追加し、「日米株式エンハンスト運用型(米ドル・豪ドル)」の新規取扱を停止する。異なる運用方針を持つ特別勘定を増やすことで、より幅広いリスク許容度を持つお客さまのニーズに応えられると考えている。
■特別勘定
〇改定前
・世界バランスI型(米ドル・豪ドル)
・日米株式エンハンスト運用型(米ドル・豪ドル)
〇改定後
・世界バランスI型(米ドル・豪ドル)
・日米株式リアルタイム調整型(米ドル・豪ドル)
・米国株式アクティブII型(米ドル・豪ドル)
2.「日米株式エンハンスト運用型(米ドル・豪ドル)」の運用関係費を引き下げる。
■管理費用
改定前→改定後
年率0.65%→年率0.45%
【新設する特別勘定の運用方針】
■日米株式リアルタイム調整型(米ドル・豪ドル)
〇特別勘定の運用方針
主に、日本および米国の株価指数に合計で最大約3倍のレバレッジをかけて投資し、さらに日中の市場の値動きの急変時には機動的に投資配分を引き下げる事で、中長期的な特別勘定資産の成長を目指す。
〇主な投資対象となる投資信託の運用会社または指数連動債券の発行体
SPACE II Limited*
■米国株式アクティブII型(米ドル・豪ドル)
〇特別勘定の運用方針
主として成長の可能性が高いと判断される米国株式に投資を行い、特別勘定資産の成長を目指す。契約通貨が豪ドルの場合、豪ドルとの為替ヘッジを行なう。
〇主な投資対象となる投資信託の運用会社または指数連動債券の発行体
アライアンス・バーンスタイン株式会社
*SPACE II Limitedはモルガン・スタンレーが設計した債券の発行を専門とする特別目的会社(SPV,SpecialPurposeVehicle)である。
マニュライフ生命は、ウェルス・ソリューション・スペシャリストとして、万一の場合の保障に加えて、人生100年時代においてお客さまがより長く、より良い生活を送ることができるよう、退職後の生活や相続対策といった長期的な資産形成まで、さまざまなニーズにお応えする商品・サービスを提供していく。