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メディケア生命、「9疾病患者およびその家族10,185名の声」アンケート調査を実施

メディケア生命は、「新メディフィットA」等の改定にあたって、全国の9疾病※患者10,185名に治療内容等に関するアンケート調査を実施した。
※がん、心疾患、脳血管疾患、動脈・静脈疾患、腎疾患、肝疾患、膵<すい>疾患、糖尿病、脂質異常症
調査結果①
9疾病の治療において薬剤治療を実施する割合は高く重要な役割を担っている。
疾病/薬剤例※1/割合
がん/抗がん剤※2/41.8%
心疾患/抗血栓薬(アスピリン以外)/19.4%<6.3%>※4
脳血管疾患/抗血栓薬(アスピリン以外)/26.4%<12.4%>※4
動脈・静脈疾患/抗血栓薬(アスピリン以外)/31.4%<11.2%>※4
腎疾患/腎炎※3の薬/37.3%
肝疾患/ウイルス性肝炎の薬/39.5%
膵疾患/膵炎の薬/58.0%
糖尿病/糖尿病の注射薬/36.4%
脂質異常症/脂質異常症の注射薬/13.3%
※1 複数回答のため、薬剤例1つを掲載。
※2 ホルモン剤含む。
※3 ネフローゼ症候群含む。
※4 <>内は「抗血栓薬(アスピリン)」の割合。
調査結果②
通院でも行われる薬剤治療は5年以上続くことがある。
がんは約4人に1人、心疾患・脳血管疾患は約2人に1人が5年以上の治療をしている。
調査結果③
9疾病の入院期間は様々である。入院を伴わない場合や入院期間が短い場合もある。
心疾患では入院なしが約3割、1か月未満の入院が約5割となっている。
調査結果④
がんの治療内容は、手術を受けた方は77%と最も多く、次いで抗がん剤治療を受けた方が41%である。
さらに、抗がん剤治療を受けた方のうち、19%の方が自由診療を受けている。
調査結果⑤
がんが再発した場合、入院して治療した方は72%で、通院で治療した方は23%である。
がんと診断されると就労状況が変わることがあり、約4人に1人は収入が減少している。
■調査概要
調査名称:メディケア生命「2024年疾患、がんに関するアンケート」
調査対象:マクロミルのモニター会員を母集団とする9疾病を経験した患者本人およびその家族
調査期間:2024年10月1日~2024年10月7日
調査方法:インターネットリサーチ
調査地域:全国
有効回答数:10,185名調査委託先株式会社マクロミル
*記載の数値は小数点第2位以下を切り捨てているため、合計が100%とならない場合がある。

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