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明治安田生命、未来共創ファンドからBoston Medical Sciences株式会社に出資

明治安田生命は、CVCファンド「明治安田未来共創ファンド」(ファンド規模:50億円)から、Boston Medical Sciences株式会社(以下、Boston Medical Sciences)へ出資した。
今般の出資を契機としたBoston Medical Sciencesとの協業によって、大腸がん検査の重要性の訴求など、大腸がんの早期発見に資する取組みを展開していく。
【Boston Medical Sciencesへの出資の背景】
大腸がんは初期段階で発見できれば生存率が比較的高いがんであると言われている。
その一方で、現在の大腸がん検査は下剤服用を前提とした内視鏡検査が主流であり、検査受診の負担感を要因とした検査忌避者が相当数存在することなどを背景として、死者数は増加し続けている。
Boston Medical Sciencesは、大腸がん検査の忌避者および大腸がんで亡くなる人を減らすため、無下剤で撮影したCT画像の解析により、内視鏡を使用することなく短時間で大腸がんスクリーニングが可能となる検査システムを開発しているスタートアップ企業である。同社は、2026~27年ごろの実用化をめざし、今後、治験等を実施していく予定である。
同社は、2030年にめざす姿を「『ひとに健康を、まちに元気を。』最も身近なリーディング生保へ」と定め、「みんなの健活プロジェクト」(注)の推進を通じ、お客さまの健康づくりへの貢献に取り組んでいる。Boston Medical Sciencesが開発する検査システムにより、人々の大腸がん検査への身体的負荷および心理的ハードルを下げることで、検査の受診率を向上させ、大腸がんの早期発見につなげることが可能であると考え、出資を決定した。
今回の出資を通じてBoston Medical Sciencesの事業成長を支援するとともに、お客さまのQOL向上への貢献をめざして、大腸がん検査受診の重要性の訴求など、大腸がんの早期発見に資する取組みを展開していく。
(注)「“けんしん”と予防」をコンセプトとして、「“けんしん”応援型」の健康増進保険を提供し、お客さまに定期的に“けんしん”(健康診断・がん検診等)を受けるとともに、お客さまの疾病「予防」に向けた前向きな活動を後押しすることで、QOLの向上と健康寿命延伸への貢献をめざす取組み

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