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住友生命、サントリー食品と「お客さまの健康に向けたコラボレーション」プロジェクトを実施

住友生命は、とサントリー食品インターナショナル株式会社(以下「サントリー食品」)は、会員数130万名を超える健康増進型保険“住友生命「Vitality」”のVitality健康プログラムと、2013年10月の発売以来、10年連続でトクホ茶No.1のサントリー緑茶「伊右衛門特茶(特定保健用食品)」(以下「特茶」)を組み合わせ、健康に資する新たな顧客価値の創出を目指した共創プロジェクトを10月から開始する。
このプロジェクトは、「Vitality」を軸としたデジタル活用や知見をもとに、住友生命が他業種とタッグを組み、非保険領域(運動・睡眠・食・美容・子育て・学習等)を含む、新たな顧客価値の創造を目指す「デジタル共創プロジェクト」の第一弾となる。デジタルとデータを活用した健康増進活動の推進で更なるウェルビーイングに貢献していくために、サントリー食品はこの取組みの最初のデジタル共創パートナーとして参画する。
1.デジタル共創プロジェクト(第一弾、以下「本プロジェクト」)の概要
Vitality会員向けに1か月間で毎週1本(合計4本)の「特茶無料引換券」を提供するキャンペーンを実施し、特茶を摂取しながら健康増進活動を実施した場合の健康効果や健康意識の変化等を両社で分析する。
例えば、Vitalityの歩数データを分析し、「よく歩く人は特茶を好むか?」といった傾向を探り、キャンペーン実施による特茶を購買する回数の変化、特茶摂取による運動の楽しみ方の再発見や食生活への意識の変化など、健康増進サポート効果を探る。
本プロジェクトは、分析データの取扱い等について同意を得た上で、住友生命社内約6,500名からモニターを募集して10月に開始し、2025年度にはVitality会員に向けて実施予定である。
2.共創の背景
住友生命は、お客さまの健康増進をサポートするVitality健康プログラムを中心としたWaaS(Well-being as a service)を通じてお客さまのウェルビーイングに資するサービスを提供し、なくてはならない生命保険会社グループの実現を目指している。
一方、サントリー食品は、企業理念である「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、「人間の生命(いのち)の輝き」をめざす。」の実現に向けて、人を単に「消費者」としてではなく、それぞれの考え・感情を持ち、毎日生活を送る「生活者」として捉え、生活全体の価値向上を目指している。
こうした両社の理念は、健康増進を通じた顧客のウェルビーイングの実現に貢献したいという想いで合致しており、「Vitality」と「特茶」による今回の共創にいたった。
3.目指す姿
両社は、ウェルビーイングに資する顧客価値の高いサービスや、楽しく健康増進活動を継続できるための仕組みを発展させ、お客さま一人ひとりに合わせて提供することにより、日常生活で自然に健康意識を高め、健康寿命延伸に向けた活動や習慣への取組みをより一層促進する。今後も共創の範囲を拡大し、新たな顧客価値を提供することで、より多くの人々がウェルビーイングを体験し、その恩恵を享受できる社会の実現に向けて取り組んでいく。

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