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住友生命、障がい者への就労支援プログラムを開始~シンガポール「TomoWork」のノウハウを活かしたプログラムを日本展開~

住友生命は、9月2日から障がい者を対象に就労支援プログラム(以下「本プログラム」)の実証実験を実施する。本プログラムの実証実験を通じて学生のキャリア構築を支援し、企業の障害者雇用促進への有用性を検証する。
今後、障がい者の就労支援の事業化を目指し、対象とする障がいの種類および参画企業を拡げ、検証を重ねていく。
※ TomoWorkは、住友生命の職員が中心となり、シンガポールで設立したデジタル時代に合わせた障がい者の就労支援プログラムを提供するNPO法人である。7月1日付でシンガポールにおけるチャリティ組織の最上位格となるIPCステータス(Institution of a Public Character)を取得している
本プログラムは、障がい者の新しい就労支援モデルの構築および企業における障がい者の活躍機 会を拡げる目的としており、今回の実証実験では、聴覚障がいのある大学生を対象としている。
障がい者の法定雇用率引き上げ等に伴い、企業として持続的な成長を目指すためには、多様な人材の能力を活かし、その価値が発揮されるための雇用のあり方や人材開発が重要である。また、2024年4月1日から改正障害者差別解消法が施行され、事業者による障がいのある人への「合理的配慮の提供」が義務化された。
本プログラムでは、複数の企業が手を取り合って若い人材の育成を支援することに加え、一人ひとりに対して合理的配慮を講じることで企業における障がい者の活躍機会強化等へ繋がるノウハウを取得し、より包摂性のある社会の構築に貢献することを目指している。
○本プログラム実証実験の検証内容
・実践的な学びの機会を通じて、学生自身が強み・弱みを理解し、学業から就業に繋げるための有用なプログラムを提供できるかを検証
・企業が個々人の障がい特性および合理的配慮事項を理解し、自社の受入態勢の強化に繋げられるかを検証

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