明治安田生命、企業版ふるさと納税を活用した熊本県と肥後銀行との協業をスタート
明治安田生命は、熊本県および熊本県の企業版ふるさと納税制度の活用コンサルティングサービスを手掛ける株式会社肥後銀行からの呼びかけに応え、「熊本県まち・ひと・しごと創生推進計画」における企業版ふるさと納税を活用した3つの事業に対して、総額10,000万円の寄附を実施した。
同社と肥後銀行は、2021年に「地方創生に関する連携協定」を締結して以来、健康増進イベントや阿蘇の棚田におけるボランティア活動等の協業に取り組んできたが、このたびの企業版ふるさと納税をきっかけに、新たな分野での協業を開始する。
<企業版ふるさと納税を活用する3つの事業>
①高等学校の産業教育設備整備事業
本事業は、県内の公立高等学校において、技術革新等に対応できる環境を整備し、熊本の未来を担う人材の育成に取り組むものである。
同社は、肥後銀行および熊本県教育委員会と「金融教育をはじめとするキャリア教育の充実に向けた連携協定」を締結し、県内の高校生に対して、金融リテラシーの向上を目的とした研修会等を実施する。
②健康づくり県民運動推進事業
本事業は、県民一人ひとりの健康づくりを促進するために、「元気で健康な毎日を送るために重要な6つのアクション」として、健診・がん検診、適度な運動、適切な食生活、禁煙、歯・口腔のケア、十分な睡眠を推進し、健康長寿の延伸に取り組むものである。
同社は、6つのアクションについての周知活動を行なうとともに、歯・口腔のケアの分野では、こども向け歯磨き教室や口腔ケアイベントを実施するなど、地域住民向けの健康増進イベントを開催する。
③プロスポーツによる地域活性化事業
本事業は、県民の運動習慣の定着や地域の一体感の醸成を目的として、県内のプロスポーツチームに対する応援機運の醸成や、チームと県民との交流イベント等に取り組むものである。
同社は、地元Jクラブのロアッソ熊本とともに、県内各地域の特産品を集めた物産展の開催や、ロアッソ熊本の選手が参加するこども向けサッカー教室等を実施する。
同社は、2020年度から本格展開している「地元の元気プロジェクト」にて、各地域の健康・介護・子育て・結婚・教育・文化・まちづくり・防災・環境等の地域課題に対して、自治体や企業等との協業で地域貢献に取り組んでいる。
今後も、さまざまな地域の個別課題の解決のために、全国の自治体やJリーグ全クラブ等、一般社団法人日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)との協業に加え、各地域の地元企業や学術機関等とも連携しながら、地方創生の推進に取り組んでいく。