住友生命、株式会社SOXAIとウェルビーイングサービスの創出・拡充に向けた事業共創を開始
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住友生命は、CVCファンド「SUMISEI INNOVATION FUND」から、株式会社SOXAI(以下「SOXAI」)に出資を行った。今後、SOXAIとともに、ウェルビーイングサービスの創出や拡充に向けて、事業共創を進めていく。
1.事業共創・出資の背景
住友生命は、「健やかで幸せに」、そして「病があっても幸せに」「齢を重ねても幸せに」生きることができる、ウェルビーイング(Well-being)な社会の実現を目指し、Vitality健康プログラムを中心とするWaaS(Well-being as a service)エコシステムの構築に取り組んできた。
SOXAIは、指輪型ウェアラブルデバイス(以下、スマートリング)を用いて、人々が日常生活の中で自然と健康増進に取り組むことのできる世界の実現を目指しており、住友生命が目指す方向性や取組みと親和性があると考えている。
今般、高度な技術開発力でスマートリングを自社開発・提供するSOXAIと、ウェルビーイングの貢献に資するサービスの創出や拡充に向けた事業共創を開始することとなり、出資に至った。
2.SOXAIとの事業共創と住友生命のWaaSについて
SOXAIは高度な技術開発力をベースに、2021年の設立以降、スピード感を持って着想から製品化、販売に至り、2023年度の売上高は約5億円まで拡大している。また、サービスローンチ後も継続的に機能のレベルアップや新機能の実装を続けており、スマートリング市場においても一定の競争優位性が見込まれる。
今後、SOXAIでは血糖値等の測定機能追加等について開発研究がなされる予定であり、スマートリング市場での更なる差別化を図っていく中で、住友生命との各種サービスの共同開発・相互送客、住友生命のビジネスパートナーとの連携・事業共創を進め、非保険領域も含めたWaaSエコシステムを拡充していく。