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第一生命、株式会社ユーグレナが発行する気候変動解決型転換社債に投資

第一生命は、株式会社ユーグレナ(以下、「ユーグレナ社」)が発行する気候変動解決型転換社債型新株予約権付社債※(以下、「本債券」)に20億円投資することを決定した。
ユーグレナ社は、バイオテクノロジーとサステナビリティを軸に、食品・化粧品等のヘルスケア事業や、バイオ燃料を用いたエネルギー・環境事業等の幅広い事業を展開する企業である。同社は、「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーとして掲げ、2018年には日本初のバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントを竣工するなど、持続可能な社会の実現に向けた取組みを積極的に推進している。
また、2022年12月には、バイオ燃料事業の商業化実現に向けて、マレーシアのPetroliam Nasional Berhad(PETRONAS社)とイタリアのEni S.p.A(Eni社)と共同で、マレーシアにおけるバイオ燃料製造プラントを建設・運営するプロジェクトを発表した。
本債券によって調達された資金は、上記プロジェクトへの資金拠出に充当される予定である。本商業プラントでは、使用済み植物油などを原料に航空機用のバイオジェット燃料や自動車、ディーゼル列車、船舶用の次世代バイオディーゼル燃料を製造し、持続可能なバイオ燃料の使用を世界各国に普及・促進することで、温室効果ガス排出量削減等を目指している。
同社は、本債券への投資を通じて、バイオ燃料の普及および温室効果ガスの排出量削減に向けたユーグレナ社の取組みを資金面からサポートする。同社は今後も引き続き、運用手法の高度化・多様化によって資産運用収益の向上を図るとともに、責任ある機関投資家として持続可能な社会の形成に寄与すべく、ESG投融資に積極的に取り組んでいく。
※ 株式会社格付投資情報センター(R&I)から、国際資本市場協会(ICMA)の「グリーンボンド原則2021」及び環境省の「グリーンボンドガイドライン2022年版」との適合性等についてセカンドパーティーオピニオンを取得している。本債券は、通常の転換社債と比較し、①クーポンが地球のCO2濃度と同率、②資金使途がバイオ燃料製造商業プラントの建設関連資金に限定の特徴を有している。

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