新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

住友生命、大阪府堺市で健康寿命延伸に向けた実証事業を開始

住友生命と、医療データ解析、生活習慣病の重症化予防支援事業等を展開する株式会社PREVENT(以下「PREVENT」)、大阪府堺市は、健康寿命延伸に向けた実証事業を2022年12月から大阪府堺市で開始する。本実証事業は、堺市健康寿命延伸産業創出コンソーシアム(SCBH)※1および大阪スマートシティパートナーズフォーラム※2の取組みの一環でもあり、住友生命は、堺市民がいつまでも楽しく健康に生活できるよう、「一人ひとりのよりよく生きる=ウェルビーイング」に貢献していく。
※1 SDGsの考え方を踏まえ、堺市において企業・大学・行政・住民等が連携し、健康寿命延伸に係る課題や目標を共有して取組みを進めることを目的に設立されたコンソーシアム
※2 “大阪モデル”のスマートシティの実現に向けた推進体制として、大阪府、府内43市町村、企業、大学、シビックテック等と連携して設立されたフォーラム
1.本実証事業の概要
a.目的
健康診断は、自身の健康状態・生活習慣を振り返る機会であるものの、市区町村国民健康保険での特定健診受診率は33.7%※3と、低位な現状であり、受診率向上が社会課題となっている。
そこで、住友生命が提供する健康増進型保険“住友生命「Vitality」”の健康プログラムと、PREVENTが提供する医療データ解析「Myscope Personal」および生活習慣改善支援プログラム「Mystar」を活用し、特定健康診査の受診率向上、生活習慣病の発病や重症化の予防、健康増進活動によるQOLの維持・向上を目指す。
※3出典:厚生労働省「2020年度特定健康診査・特定保健指導の実施状況」
b.実施概要
堺市国民健康保険の被保険者のうち、特定健康診査を受診していない人※4に、ケアプロ株式会社運営協力のもと実施する、健康チェックイベントへの参加を呼びかけ※5、健康に関する検査を受けてもらう。検査結果等を元に、「Myscope Personal」で生活習慣病リスクを分析し、比較的健康的な方にはVitality健康プログラム(体験版)を提供。楽しみながら健康増進活動に取り組む。
生活習慣の改善が必要な方には、生活習慣改善支援プログラム「Mystar」を通じて生活習慣の記録や専門資格※6を持つ面談担当者からのサポートを受けることにより、生活習慣病のリスク低減を図る。
※4 40~60代の堺市国民健康保険の被保険者のうち、過去3年間特定健診未受診であり医療機関の受診履歴がない方。
※5 【募集期間】2022年10月27日(木)~2022年11月27日(日)対象者向けに堺市よりダイレクトメールを送付し募集。
※6 看護師・保健師・理学療法士・管理栄養士。
c.実施期間等
2022年12月~2023年10月(定員:200名参加費等:無料)

関連記事(保険業界ニュース)

生保

住友生命、総代選出における立候補制を導入

生保

住友生命、創作四字熟語「学校向けオリジナル教材」の提供開始と「学校応募の部」を新設

生保

住友生命、米国子会社Symetraに増資

生保

住友生命、株式会社Preferred Networksに出資

生保

住友生命、一時払終身保険の保険料率を改定

生保

住友生命、営業職員チャネルのコンプライアンス・リスク管理態勢の更なる高度化に向けた取組み状況を公表(2024年度)

生保

住友生命、2024年度「お客さま本位の業務運営方針」に係る取組状況を公表

生保

住友生命、企業向けDE&IサービスWhodo整場(フウドセイバー)が「第14回日本HRチャレンジ大賞」イノベーション賞など各賞を受賞

生保

住友生命、「Vitality」Vポイントアッププログラム特典がスタート

生保

住友生命、トムソン・ロイター社主催「ALB JapanLaw Awards2025」にて権威ある「Japan In-House Team of the Year」を受賞