第一フロンティア生命、代理店のコンサルティング力強化を支援する「ロープレ AI:mimik」の提供を開始
Tag:第一フロンティア生命IT活用
第一フロンティア生命は、お客さま・代理店の皆さまの体験価値向上に向けて、保険の提案における代理店のコンサルティング力強化を支援する「ロープレAI:mimik」を8月29日から提供する。
新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、これまで対面中心だったお客さまや代理店とのコミュニケーションに制約が生じ、対面と非対面を組み合わせた多様なコミュニケーション手段が必要な時代に変化している。
そのような中でも、ライフステージの折々で変化するお客さまの一人ひとりのニーズや悩みに寄り添い、その課題に応じた適切な解決策をコンサルティングしていくことが求められている。今般同社はコンサルティングにおいて非常に重要なスキルである「表現力※」を学べるオンラインサービスを提供し、代理店における募集人の人財育成をデジタル技術を活用してサポートする。
これまではこの「表現力」を磨く方法として、お客さまへの提案や対面でロールプレイング(以下、ロープレ)研修を繰り返すことで、眼前のお客さまに合わせた表現方法の最適解を模索していく方法がとられていた。しかし、昨今の環境下で難しくなったこれらの方法の代わりに、当サービスでは接客シーンをイメージした同社独自のシナリオと見本(同社講師動画)をもとにロープレ動画を撮影し、この結果をAIが解析のうえ、サービス利用者の「表現力」について定量的なフィードバックを行う。一般的にAIによるロープレ解析サービスは、話者の「表情」や「音声」等を解析してあらかじめ設けた一定の基準値と比較することで判定を行うが、本サービスは表情と音声解析を通して「見本と比較してどれだけ似ているか(真似ることができたか)」を判定するわかりやすさが特徴である。さらに、オンラインサービスの良さであるいつでもどこでも一人で利用可能な、柔軟な学習体験を提供する。
※ 当サービスでは、お客さまとの対話に合わせて説明時の表現・間の取り方や表情を工夫するなど、言語化しづらく簡単に伝承することができない、暗黙知と呼ばれる経験・勘・直観領域のスキルのことと定義している。