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太陽生命、「戸田建設株式会社」が発行する「サステナビリティ・リンク・ボンド」への投資を実施

太陽生命は、ESG投融資の一環として、戸田建設株式会社(以下、「戸田建設」)が発行するサステナビリティ・リンク・ボンド(以下、「本債券」)への投資を決定した。
本債券は、事前に設定されたサステナビリティ・パフォーマンス目標(以下、「SPTs」)の達成状況に応じて、グリーン電力証書の購入、適格寄付先への寄付を行うものであり、脱炭素化を推進し、持続可能な社会の実現への貢献を目指すものである。
本債券は、国際資本市場協会(ICMA)公表の「サステナビリティ・リンク・ボンド原則(2020)」に準拠した戸田建設のサステナビリティ・リンク・ボンド・フレームワークに基づく取り組みであり、国際的イニシアチブSBT(ScienceBasedTargets)認定要件を参考として、戸田建設が設定する温室効果ガス(以下、「GHG」)総排出量削減率をSPTsとしている。
<概要>
発行体:戸田建設株式会社
名称:サステナビリティ・リンク・ボンド(R&Ⅰ格付:A-)
発行総額:100億円
償還期間:10年
SPTs:SBTにて定めるScope1,2,3について、以下のとおりのSPTsとする。
SPT-1:SBTにて定めるScope1,2のGHG排出総量の削減率で2030年度末に2020年度比42%削減
SPT-2:SBTにて定めるScope3のGHG排出総量の削減率で2030年度末に2020年度比25%削減
債券特性:SPTs未達時における所定のグリーン電力証書の購入、適格寄付先への寄付SDGs:本債券における戸田建設のSPTs達成を通じて、SDGsの下記目標の達成に貢献する。
同社は、2007年3月に日本の生命保険会社として初めて「責任投資原則(PRI)」に署名し、環境(E)、社会(S)、企業統治(G)の課題に十分配慮し、持続可能な社会の実現に向けた資産運用を行っている。今後とも、責任ある機関投資家として、「T&D保険グループESG投資方針」に基づき、事業活動を通じて社会的課題の解決に貢献する取組みを進めていく。

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