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生保協会、「はじめての気候変動シナリオ分析ハンドブック」の作成・公表

生保協会は、会員である生命保険会社の気候変動対応の担当者に向けた「はじめての気候変動シナリオ分析ハンドブック~生命保険会社におけるシナリオ分析の実務と周辺動向~」を作成し、HPにて公表した。
同会は、気候変動が事業に与えるリスク等について財務情報を開示するよう求めるTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に賛同を表明し、情報提供等を通じて会員各社における同提言に沿った取組みを後押ししている。同提言では、潜在的な気候変動の財務的影響を検討する際にシナリオ分析の利用が推奨されているが、確立された手法や実績が積み上げられておらず、難しさを感じている会社が多いと言われている。特に生命保険会社は、生命保険事業者・機関投資家の双方の側面から自社に与える影響を分析することに加え、機関投資家として投資先企業の「開示された情報」を読み解くことも必要になる。このような状況を踏まえ、今般、シナリオ分析に関連する実務担当者に求められる基本知識等を本ハンドブックに取りまとめた。
https://www.seiho.or.jp/info/news/2022/pdf/20220218_2.pdf

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