第一生命、グラミン・クレディアグリコル基金を通じたマイクロ・ファイナンス向けの融資を発表
第一生命は、クレディ・アグリコル銀行東京支店(以下「CACIB」)を借入人とする、途上国のマイクロ・ファイナンス向けローンに、20億円の融資を行った。
マイクロ・ファイナンスは、開発途上国の低所得者層等に対して少額の融資を提供することにより、貧困緩和と経済的自立の支援を行う金融サービスである。本ローンによって調達された資金は、CACIBを通じて、世界中の貧困層の経済活動への参加や農村地域の経済発展を支援することを目的に設立されたグラミン・クレディアグリコル基金(以下「GCA基金」)へ提供される。さらにGCA基金を通じて、女性活躍推進や経済発展に向けた支援を目指す現地のマイクロ・ファイナンス機関向けの融資に充当される。
同社は、本ローンを通じて安定収益を確保するとともに、途上国の農村地域等における女性や低所得者層の活躍推進に向けたGCA基金の金融サービス提供の取組みを資金面からサポートしていく。
今後も引き続き、運用手法の高度化・多様化によって資産運用収益の向上を図るとともに、責任ある機関投資家として持続可能な社会の形成に寄与すべく、ESG投資に積極的に取り組んでいく。
【案件概要】
借入人 クレディ・アグリコル銀行東京支店
組成金額 20億円
期間 10年
借入アレンジ クレディ・アグリコル証券