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第一生命、2型糖尿病のお客さま向け「生活習慣改善個別サポート」の検証開始

第一生命では、InsTechによるプリベンション(予防)の取組みの一環として、2型糖尿病のお客さまに向けた「生活習慣改善個別サポート」のサービス実現性・実用性等を検証するPoCを9月17日より実施する。
全世界の糖尿病患者は4億2,500万人にのぼり、2040年までには約7億人に増加することが予想されており、日本においても糖尿病患者は328.9万人、関連する医療費は年間1兆2,132億円となっている。糖尿病は放置すると網膜症、心疾患、腎臓、神経、足病変などの重篤な合併症をもたらす疾患。これら糖尿病の合併症は健康寿命とQOLの低下に繋がるとともに、元に戻す(完治)ことは困難と言われている。そのため生活・食習慣の改善により合併症の発症を防ぐことが、健康寿命の延伸、QOLの向上、医療費抑制の観点からも大変重要となる。
今回、2016~2019年にかけて学校法人藤田学園藤田医科大学(以下、藤田医科大学)と日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)と実施した2型糖尿病に関する共同研究プロジェクトの成果を活用し、2型糖尿病により同社が入院給付金をお支払したお客さま(500名程度)に対して、栄養指導を中心とした個別サポートのサービスを提供しながら、その実現性・実用性等を検証する。このPoCは、医学的知見より藤田医科大学鈴木敦詞教授が監修した。将来的には、この検証結果を踏まえながら「プロテクション(保障)」に加え「プリベンション(予防)」分野に関しても注力していくことで、保険の役割を更に拡大できるような新たな商品・サービスの提供を目指す。

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