日本生命、スタートアップ企業の成長支援に向け株式会社Fivotへ出資し同社と業務提携
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日本生命は、ニッセイ・キャピタル株式会社(以下「ニッセイ・キャピタル」)が設立したファンド「ニッセイ・ストラテジック1号投資事業有限責任組合」を通じ、株式会社Fivot(代表取締役:安部匠悟、以下「Fivot社」)への出資を実施するとともに、Fivot社と双方の顧客基盤拡大に向けた業務提携契約を締結した。
Fivot社は、独自に開発したAI与信モデルを活用し、スタートアップ企業向けに、借入型の資金調達手段である「ベンチャーデット」や「RBF(レベニュー・ベースド・ファイナンス)※」等のサービスを提供している。これらは、一般的な融資と比べて、短期間で資金を調達できるほか、株式の希薄化を抑えられるなど、スタートアップ企業にとって多くの利点がある。Fivot社は、こうした革新的な金融の仕組みを創造することで、人々の暮らしや産業の発展に貢献することを目指している。
日本生命は、Fivot社への出資・協業を通じて、スタートアップ企業が持つ資金需要を的確に捉え、同社と共にスタートアップ企業の成長を支援していく。また、Fivot社との関係構築を進めながら、同社が持つAI与信モデルの知見を活用し、日本生命の融資業務の高度化にも生かしていく。
日本生命およびニッセイ・キャピタルは、同取り組みを通じ、スタートアップ企業の成長支援を通じた日本経済の活性化に貢献するとともに、日本生命の資産運用における運用対象の多様化や運用体制強化を推し進め、資産運用立国の実現に向けて取り組んでいく。
※過去の売上データを基に将来売上を予測し、その一部を裏付けとして現金化させる将来債権譲渡スキームを活用したファイナンス手法
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