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太陽生命少子高齢社会研究所、順天堂大学の学術指導の下「男性更年期障害予防改善プログラム」の研究開発を開始

太陽生命の子会社である株式会社太陽生命少子高齢社会研究所(以下「研究所」)は、順天堂大学(学長代田浩之)の堀江重郎主任教授(大学院医学研究科泌尿器科学講座)による学術指導の下、同社の従業員を対象とした「男性更年期障害予防改善プログラム」の研究開発を開始した。
男性更年期障害についての社会の理解度*は低いものの、休職や業務効率の低下等による経済損失は1兆2千億円に上るとの試算(経済産業省)もある。また、不眠や疲労感、気分の落ち込みといった心身の症状は、更年期障害なのか、他の疾患かの見極めが難しく、適切な治療に繋げられていないケースがあることも考えられる。
本研究開発では、太陽生命の従業員を対象にした更年期障害の理解促進についての講義や、男性従業員の中でも特に更年期症状が現れやすい年代を中心に研修等を実施し、ここから得た知見をもとに、男性更年期障害への理解、予防改善等に繋げる「男性更年期障害予防改善プログラム」の開発を目指す。
研究所では今後も、広く社会の皆様が健康で生き生きと働けるように、社会課題の解決に向けた取組みを推進していく。
*男性更年期障害の認知度調査において、言葉を知っている人は63.8%だったが、男性更年期障害の内容を理解していると回答した人は11.1%だった。(2025年研究所調べ)
【実施概要】
■プログラム開発の目的:男性更年期障害の予防改善、職場の意識変容への活用
■プログラムのねらい:
・メンタルヘルス不調の予防…従業員が更年期障害の正しい知識、対処法を学び、意識変容・行動変容を図る。
・職場環境の改善…男女問わず研修を行うことで、更年期障害に対する職場全体の意識変容、相互理解の促進を図る。
■実施期間:2025年8月~2026年7月(予定)
■対象者:太陽生命の従業員
■実施内容:
・メンタルヘルス、男性・女性更年期障害に関する研修を従業員に実施
・発症リスクの高い年代の男性従業員に男性更年期の研修を実施
・アンケートやインタビューを実施・分析し、効果を確認

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