かんぽ生命、「かんぽデジタル手続きシステム」を全国の郵便局へ導入
かんぽ生命は、2025年8月4日、「かんぽデジタル手続きシステム(以下「本システム」)」を全国の郵便局窓口に導入した。
本システムの導入により、書面で行っている手続きを、タブレット端末で行うことで、お客さまの負担を軽減し、スムーズな手続きを実現する。本システムは、2023年11月から営業社員がお客さま宅等へ訪問した際の手続きにおいて利用を開始し、一部の郵便局窓口でも先行して利用していた。全国の郵便局窓口へ導入することで、契約の申し込み、契約内容の変更、保険金の請求等の各種手続きにおいて、より多くのお客さまにデジタルの利便性を活かしたサービスを提供する。
例えば、本システムによる入院保険金請求の手続きでは、証明書類等をタブレット端末のカメラで撮影し、記載された情報をデータ化するため、証明書類等の書面でのお預かりが不要になるとともに、タブレット端末に入力する情報は必要最小限となるため、手続きにかかる時間が従来と比較して約3分の1に短縮される。さらに、最短で翌営業日に保険金を受け取れるなど、利便性が大幅に向上し、本システムで入院保険金を請求されたお客さまへ実施した5段階評価のアンケートでも、9割以上のお客さまから「満足」「やや満足」という回答だった。
かんぽ生命は、「いつでもそばにいる。どこにいても支える。すべての人生を、守り続けたい。」という経営理念のもと、全国津々浦々の郵便局を通じて、簡易で小口な生命保険を提供している。お客さまに保険という安心を届け、お客さま一人ひとりの人生を保険の力で守り続けるために、今後も、デジタルを用いたお客さまフォロー、手続きのデジタル化、業務の効率化・自動化などのDXを推進し、お客さまに「かんぽ生命に入っていてよかった」と感じられるよう、お客さま体験価値の更なる向上に取り組んでいく。