T&Dホールディングス、ドイツ生命保険持株会社ヴィリディウムの持分取得を完了
T&Dホールディングスの子会社であるT&Dユナイテッドキャピタル株式会社(以下「TDUC」)は、2025年3月21日に公表した、AllianzSE(以下「アリアンツ」)、BlackRock,Inc.(以下「ブラックロック」)、GeneraliFinancialHoldings(以下「ゼネラリ」)およびHannoverRuckSE(以下「ハノーバー・リー」)とともに、ドイツの生命保険持株会社であるViridiumGroupGmbH&Co.KG(以下「ヴィリディウム」)の株主であるCinvenLimited(以下「シンベン」)のファンド等(以下「売り手」)との間で合意したヴィリディウムの買収(以下「本取引」)について、関係当局の承認等、必要な条件を全て充足し、2025年8月1日付で本取引を完了した。なお、2025年9月30日までに、ハノーバー・リーは保有する全ヴィリディウム株式を売却し、新たにSantanderInsurance,S.L.(以下「サンタンデール」)とPG3AG(以下「PG3」)がヴィリディウムの株主となる予定である。
本取引において、TDUCは29.9%の持分を約1,160億円(取得価額)※1で取得した。本取引完了後、2026年3月期第2四半期決算よりヴィリディウムは同社グループの持分法適用関連会社となる。なお、本取引完了による同社2026年3月期通期の連結業績予想に修正はない。
今後、同社連結業績への影響が生じることが判明した場合、速やかに公表する。
同社グループは、本取引を、FGHParent,L.P.(以下「フォーティテュード」)への出資に次ぐクローズドブック事業投資の「もう一本の柱」と位置づけており、フォーティテュードとの間での地域およびビジネスモデルの分散を通じて、グループ長期ビジョンで掲げる「事業ポートフォリオ多様化・最適化」の実現に大きく寄与するものと考えている。同社グループは、引き続き持続的成長の実現を目指した取組みを進めていく。
※1 取得に係る各種費用を含む。