富国生命、「生保中堅に減損リスク」への新聞報道について。
7月4日、一部報道機関より「生保中堅に減損リスク」と題した記事が報道された。記事中には富国生命の名が記載されており、あたかも同社も減損リスクを抱えているかのような印象を与える内容となっているが、そのような事実は一切ない。
同社は強固な自己資本を有しており、これまでの超低金利環境下においても長期国債への投資を控える資産運用を行ってきた。その結果、2024年度末における公社債の含み損率は5.1%(帳簿残高2兆9,366億円に対し、含み損1,498億円)と限定的なものとなっている。また、減損のリスクがある公社債の保有もない。
さらに、記事では有価証券全体の含み損益についても言及されているが、同社の2024年度末時点における有価証券全体の含み益は、公社債の含み損を差し引いても、6,856億円にのぼり、含み損を補って余りある水準である。
契約者およびお取引先の皆さまにおかれては、同社の財務状況に関する懸念は一切ない。